さくらい日記

10 2022.8

只今、せみとり名人増加中!!

8月のお誕生会でアブラゼミの一生のパネルシアターを
楽しんで観た子どもたち。
園庭に出ると
「おった!クマ(クマゼミ)や!」
「アブラ!アブラ(アブラゼミ)!」
と、大喜び!




以前は「せんせい、とって!」と、捕まえてくれるのを待っていた子どもたちが
今は、そっと網を近付けてパッと地面に伏せ「とったぁー!」と
素晴らしい網さばきを見せています。



また、「クマゼミのオスや!」と
セミのオスメスを木に止まっている時から見極める達人も!
セミを捕まえた年長さんは、なかなか自分では獲られない小さいお友だちに
見せてあげる姿も見られます。



何より嬉しく思ったのは、保育者が促さなくても
自分たちで捕まえたセミを逃がしてあげる姿や
弱って地面に転がっているセミをそっと木にとまらせてあげる姿が見られていることです。
土の中で長い間過ごして大人になるセミのことを知ったことで
セミに心を寄せられているのかもしれませんね。
虫との関わりを通して、命を感じ取ってもらえたらいいなと思います。