子どものやる気の育て方
2022.01.04
①ジャッジしない
雨の日に絵の具遊びをしていた2歳児組でのこと。
一人の子が、筆から絵の具がポタポタと滴り落ちる様子を、「あめみたい」と言いながら楽しんでいました。
ちょっと筆を振ると、またポタポタと紙に落ちて、とっても楽しそう!その様子を見て別の子も、「あめ~」と言いながら、筆を振り始めました。手が汚れるのが苦手だった子も夢中で楽しそうにやっていたので、先生は少し様子を見ることにしたそうです。
そして、十分楽しんだ子どもたちは、今度は自分で筆を洗い始め、手洗い場が、真っ黒に…。でも、これも子どもたちに任せていると、きちんと洗って、最後はちゃんと干して片付けたそうです。
あの時、絵の具が散るからやめようと言っていたら、
手洗い場が汚れるから子どもに任せず先生が洗っていたら、
こんな姿は見られなかったでしょう。
このような、自分で思うようにやり切った!という満足感を、どれだけ味わうことができたのかが大切です。その満足感が、次の子どもの『やる気』を育てていくのです。
私たちは無意識のうちに、
子どもの行為に対して、
自分の都合で良し悪しを決めたり、子どもだからできないだろうと、ジャッジしてしまうことがないでしょうか?
そして、つい口出しをしてしまってはいないでしょうか?
子どもの中にも、その子なりの正解や想いがあります。
行動だけを見てジャッジしない。
子どもの想いはどこにあるのか
少し時間を置いて考えてみると、子どもの反応も変わってくるかもしれません。
~子どもの姿に何を感じますか?~
 
[龍馬学園教育グループ]
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