食事のお話
2021.10.15
食事の時間が、楽しい嬉しい時間になっていますか?
「美味しい顔って、どんな顔?♬」と、いう歌が昔ありましたが…。お母さんたちは知りませんよね(笑)。
さくら保育園の美味しい顔は、こんな顔!
2歳児さんは、10月から、自分でご飯をよそったり、お茶を注いだりしています。
「自分でやってみる」という事は、子どもたちの好奇心をそそります✨目をキラキラと輝かせ、しゃもじでご飯を入れると、満足そうに自分の席まで運びます。
「どれくらいお茶を入れたら、こぼれるのかな?」と、考えながら入れたり、こぼさないようにそろりそろりと運んだり、その様子が一生懸命でとてもかわいいのです!
お茶を注ぎたくて、いつも以上に何度もお代わりし、昼寝の途中でトイレに起きることもあります(笑)。
担任も対応が大変ですが、と言って、「おしっこがいっぱい出るからもう飲んだらダメ!」という訳ではありません。「おしっこ大丈夫かなぁ?」と言いながらも、子ども自身に考えてもらいます。
大切なのは、『自分の食べられる量や飲める量を知る』ということです。時間はかかりますが、経験を重ねながらだんだんとわかっていくのではないかと思います。
また、よそったり、注いだりすることができるようになるのが『ねらい』ではなく、自分でやってみることで、食事に対しての興味や関心を引き出し、食べる意欲へとつなげていきたいと取り組んでいます。
食事のときの環境や身体の状態、五感で感じる体験など、あらゆる情報が積み重なって『好き嫌い』を判断するようになるそうです。
例えば、「具合が悪い時に食べたら、吐いてしまった」「食べたくないのに、食べないといけなかった」というような嫌な経験があると、苦手になってしまいます。その一方で、「友だちと食べると楽しかった」「自分でおにぎりを作ったら美味しかった!」というように、いい経験がたくさんあると好きなものが増えていきますよ♪
色々な工夫をしながら、【食べる】という生きる上での大切な営みを、『楽しみな時間』にしていけたらと思います。
~どんなことがあると、楽しい時間になりますか?~
[龍馬学園教育グループ]
学校法人 やまもも学園
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